Microsoft Edge レガシー版のサポート終了、オリジナルエンジン搭載の主要ブラウザは3種類のみに

2021年3月9日、Microsoft Edgeのレガシー版(EdgeHTMLエンジン搭載)ブラウザのサポート(修正パッチ)の提供が終了しました。
これにより、主要ブラウザの大半がChromiumベースで占められることになりました。

Microsoft is ending support for the old non-Chromium Edge - The Verge

Microsoft Edgeのレガシー版は当初「Spartan(スパルタン)」という名前(開発コード)で呼ばれており、後にWindows 10の標準ブラウザとして搭載されました。

その後、2019年にオープンソースのChromiumをベースとしたEdgeがベータ版として登場し、以降はChromium版のEdgeを公式にサポートすると表明されました。
そして、2020年1月にChromium版が正式版としてリリースされ、約1年1ヶ月の移行期間を経て、レガシー版のEdgeのサポートが終了となりました。

起動速度など多くの点でChromium版のEdgeは改善されており、レガシー版Edgeの出る幕は既になくなった言えるのが事実ですが、残念な点も存在します。

それは、主要ブラウザにおけるオリジナルHTMLレンダリングエンジンを搭載しているブラウザが1つなくなったという点です。
記事作成時点ではOperaやVivaldiといったブラウザもChromiumベースに変更されており、今回のEdgeも含めると主要ブラウザの3つがBlinkエンジン搭載のブラウザとなります。

これにより、現存する主要なオリジナルのHTMLレンダリングエンジンは「Blink」「WebKit」「Gecko」の3種類となり、Blink以外の主要ブラウザはSafari、Mozilla Firefoxの2種類のみとなってしまいました。

ペンギン議長の一言

当初はInternet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefoxなど多くのブラウザでシェアの覇権争いが繰り広げられましたが、いつの間にか大半のブラウザが事実上消滅することとなりました。

覇権争いにChromium系ブラウザが勝利したとも言えるのですが、なにか物哀しい気がしています・・・