「今の自分に起きている症状をYouTubeなどで検索して病名や対策を調べよう」と考える人は多くいるものです。そんな中、YouTubeは2021年7月19日の週から信頼できる医療機関が投稿したムービーに「信頼できる情報」であることを示すラベルを付与すると発表しました。
- Introducing new ways to help you find answers to your health questions
- YouTube will label health videos from 'accredited hospitals' - 9to5Google
- YouTube update will highlight authoritative medical advice videos - Neowin
YouTubeの運営元であるGoogleは2021年初頭に「信頼できる医療やヘルスケア関連のムービーを幅広いユーザーに届ける」ことを目的に各医療機関とパートナーシップを結ぶと発表していました。記事作成時点まで、YouTubeはこれといった対応を表明していませんでしたが、2021年7月19日にパートナーシップを結んだ機関が投稿したムービーに「認定された病院からの投稿」であることを示すラベルを付与すると発表しました。
記事作成時点で、認定された医療機関または政府機関が投稿したムービーのみが対象となっており、アメリカのユーザーのみに対して提供されるとのこと。また、記事作成時点では公開されておらず、2021年7月19日の週から本格展開するとYouTubeが公式にアナウンスしています。
YouTubeはこの機能を「アメリカ限定」とするつもりはないようで、世界中のユーザーに向けて同様の機能を追加する方針でいるとしています。これを実現するために同社では「信頼できる医療ソースを増やすための方法」や「アメリカ以外の信頼できる機関の情報源を含める方法」を模索している段階であるとのことです。
ペンギン議長の一言
日本ユーザー向けにも、早く実現してほしいですね。調べた内容が嘘か本当かを調べる手間がいつもかかって、面倒くさいので……