「コルタナさんはお呼びでない?」MicrosoftがiOS&Android版「Cortana」アプリを提供廃止に

画像: Wikimedia Commons

Windowsの音声アシスタントといえば「Cortana(コルタナ)」です。基本的にPCでしかお目にかかることがなく、マイクのないPCを使っている人にとっては「不要なアプリ」という印象が強いかも知れません。そんなコルタナですが、MicrosoftはiOSおよびAndroid版アプリの提供が終了したとのことです。

2021年3月31日、MicrosoftはOS版およびAndroid版のCortanaアプリの提供およびサポートの終了を発表しました。同アプリのユーザーが作成したリマインダーやToDoリスト等はiOS/Andorid版の「Microsoft To Do」もしくはWindows 10のCortanaから確認することが可能です。

Cortanaアプリの終了自体は2019年にMicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏が「CortanaをGoogle AssistantやSiriの競合相手とはせず、今後はOffice 365のヘルパーアプリとして最適化します」と語っています。

ナデラ氏の宣言通り、同社は2020年に「Xbox One」「Skype」「Windows 10 Search」からCortanaを削除。翌年の2021年1月にはイギリス・カナダ・オーストラリアなどの国で同アプリのサポートを終了していました。そして、2021年3月31日にCortanaアプリの提供が終了となりました。

ペンギン議長の一言

失礼な言い方かも知れませんが、iOS/Android版に「Cortana」があったんですね。家のPCがWindows 10だったら、スケジュールとかを同期して使えたかも知れません。

私はChromebookを普段使いのPCをとして愛用しているのでコルタナさんはお呼びではなかったですね🤔