「GoogleをBANされても諦めない」Huaweiが独自開発した「HarmonyOS」搭載の新製品をまもなく発表

画像: Twitter(Huawei Mobile)

Huaweiは2021年6月2日に同社製の独自OSである「HarmonyOS」を搭載した端末が登場すると、同社Twitterアカウントで発表しました。

Huaweiと言えば、同社製のAndroidスマートフォンの多大な売り上げにより、アメリカのビジネスに大きな打撃を与えたことで知られている中国企業です。その後、アメリカ政府の制裁として、HuaweiはGoogleのサポートを受けられなくなり、スマートフォンの売り上げを大きく落とすことになりました。

その後、Huaweiはこの苦境を乗り越えるため、同社独自のOSである「HarmonyOS」の開発を発表。2019年には主にIoTデバイス向けの用途で使用することを目的とした「HarmonyOS 1.0」を開発し、2020年にはスマートフォン向けのOSとして、「HarmonyOS 2.0」を開発すると発表していました。

そして、2021年5月25日にHuaweiはTwitterにおいて、「2021年6月2日にHarmonyOSと新製品が登場します」とのアナウンスを行い、開発が進められていたHarmonyOS 2.0と同OSを搭載した新製品の発表イベントを行うことを告知しました。

記事作成時点において、このイベントが中国国内を対象としたものか、世界的なものかは不明です。しかし、アメリカの制裁によりGoogleのサポートを受けられなくなったHuaweiが「スマートフォンのAndroid依存」を断ち切り、新たなスタートを発表を行うことは間違いありません。