「学生、労働者NG」「芸能人OK(&優遇措置あり)」日本の入国制限が差別的ではないかと海外で話題に

記事作成時点において、日本では19の都道府県で2021年9月30日までの期限付きで非常事態宣言を出しています。非常事態宣言中にも関わらず、宣言対象の千葉県では音楽イベントのSUPERSONIC 2021が2021年9月18日~2021年9月19日の期間で行われました。そのイベントに参加していたドイツ人DJのZedd氏が日本に来日し「来日したこと」をツイートしたのですが、海外の多くの人からまさかの批判を受けることになりました。これには日本の入国制限が関係しているとのことです。

記事作成時点では海外に在住している日本国民や日本の永住権を持っている人々は入国の際に14日間の隔離措置を受ける必要があります。オリンピック期間を除くと、その他の国に住んでいる人々は基本的に日本に入国することができません。つまり、2020年の春に日本が行った入国禁止措置により、就学ビザや就労ビザを持つ外国人留学生や外国人労働者は日本に入国することができていないのです。

今回、SUPERSONICに参加するため来日したZedd氏の場合は事情が異なります。Zedd氏は「来日したこと」を語るツイートで自身の状況をムービーに収めています。ムービー内で同氏は「今、東京にいて3日半の間、隔離措置を受けないといけないのです」と説明し、ホテルのスイートルームの様子を紹介。同氏は不自由でありながらも、広々としたスイートルームで快適に過ごせており、元気な様子をアピールしていました。

しかし、このツイートに対して寄せられたコメントの多くが批判的なものでした。寄せられたコメントは「入国許可を得たのなら14日間隔離されるべきなのに、なぜ3日半でOKなのか」「入国禁止前に海外にいた人は『予防接種を受けていても入国できない』というのに」「日本の『入国制限がおかしいこと』を紹介してくれてありがとう」といったものが多く、Zedd氏を批判するのではなく、日本の入国制限が不公平だとする意見で占められています。

1年以上続く日本の渡航制限により、日本で生活の基盤を築いていた人々は学校や仕事だけはなく、家族とも離ればなれになっている人もいます。今回のZedd氏のツイートで「日本が重要視しているの人は誰なのか」が鮮明となり、そういった人々の不満が爆発してしまったようです。