「10年間交際して、6歳の長女もいる男女のカップルが破局の危機に陥っている」というトラブルが海外の掲示板サイト「Reddit」に投稿され、大きな話題を呼んでいます。男性側の主張によると「彼女が精子バンクに登録されたドナーの精子で娘を産んで時が経つにつれて、子どもに関わらせてくれないようになった」とのことです。
- AITA for telling my gf I can't be a parent because she won't let me? : AmItheAsshole
- 'My girlfriend had a baby with a sperm donor so I can't criticise her parenting skills' - Mirror Online
このカップルは諸事情により結婚はしていないものの、10年間交際して6歳の娘がいます。しかし、女性は精子ドナーを使って妊娠・出産を行ったため、男性と6歳の娘には血の繋がりはありませんでした。女性側の主張として「精子ドナーを使用して出産することで、子どもの親権は法的に自分側にあるため、パートナーと別れても親権争いが発生しないための工夫だ」と説明しています。
なお、男性側は「自身の両親が両方とも、尊敬できないような『ひどい人間』である」から、自分の子どもは産みたくないという思いがあり、彼女が精子ドナーを使って子どもを産むことに賛成していました。このため、娘が産まれてからは我が子のように可愛がって育ててきたと語っています。実際、このカップルは共働きで生活費も分担していますが、家事の大半は男性が行っているようでした。
そんな中、娘が成長するにつれて彼女の態度が徐々に変化していったようです。彼女は子どもを甘やかしており、娘が行った「やってはいけない」行為に対して「注意する」「叱る」といったことを全くしませんでした。このため、善悪の行動がよくわかっていない娘に男性が注意をしようとすると、彼女に妨害されるようになったとのことです。
このようなことが続いた結果、娘の行動もどんどんエスカレート。娘を預けている保育園の先生からは「娘さんの普段の言動に大きな問題があります」と毎回のように文句を言われ、挙げ句の果てにはカウンセリングを受けることを勧められました。カウンセラーからカップルに対して様々なアドバイスをもらったそうですが、彼女が「私の子どもに問題があるはずないから、無視しよう」と言われ、男性が密かにアドバイス通りの行動をしようとしても、全て妨害されてしまいました。
男性は「生物学的に自分の子ではないけど、娘のことを本当に愛しているから、この子のために頑張りたかった」と語っていますが、女性が何気なく言った「まだ自分に親の権利があると思っているの」の言葉で心が折れてしまい、Redditに相談することにしたそうです。この話を知ったユーザーは「彼女が『お前は親じゃない』と言っているのだから出ていった方がいい」という意見が多く寄せられており、他には「パートナーから対等な関係として見られていないのに、なぜ一緒に居続けられるの?」というコメントもあり、結局は別れた方がいいという回答に終始していました。