Google Pixel 6 搭載SoC「Google Tensor」のベンチマークスコアが登場、「現Android最強かも」と話題に

画像: YouTube(Greg)

2021年10月15日に販売が開始されたスマートフォンGoogle Pixel 6シリーズにはGoogleが独自開発したSoCである「Google Tensor」が搭載されています。早速Pixel 6を手に入れたユーザーがベンチマークスコアを海外の掲示板サイトRedditに投稿し、「現Android最強なのでは?」と話題になっているとのことです。

Redditユーザーのgrt3氏は「Google Pixel 6を早めに入手できたんだけど、何か質問はある?」とSNS上で質問したところ、別のユーザーが「Google TensorのGPU性能が知りたい」と反応。そこで、grt3氏は3DMarkの「Wild Life」「Wild Life Extreme」「Wild Life Stress」の3つのGPUベンチマークテストを行いました。

すると、「Wild Life」では39fps(フレーム毎秒)で6666ポイント。「Wild Life Extreme」では12.8fpsで2028ポイント。「Wild Life Stress」ではBest Loop Scoreが2129ポイントでLower Loop Scoreが1193ポイント、Stabilityが56%という結果になりました。

すると、TwitterのGolden Reviewer氏はgrt3氏の「Wild Life Extreme」のスコアとSamsung Galaxy S21(SoC:Snapdragon 888、Exynos 2100)、Huawei Mate 40 Pro(SoC:Kirin 9000)の3台のスコアの比較画像をアップロード。この結果によると、Google Tensorを搭載したGoogle Pixel 6が記事作成時点のSumsungやHuawei製スマートフォンに搭載されている3つのハイエンドSoCよりも高性能であることが明らかになりました。

これらの結果はGoogle Tensorが現行Androidスマートフォン用のSoCで最も優れたSoCである可能性を示しています。しかし、現状公開されたのは3DMarkの結果だけなので、その他ベンチマークテストの結果は明らかになっていませんので、あくまでもGoogle Tensorは1つの指標で優れているという認識に留めておくのがよさそうです。なお、grt3氏がGoogle Pixel 6入手直後にYouTubeでレビューしているムービーは以下で確認できます。