「来るなら来い」ウクライナ大統領、進軍してくるロシアに絶対に逃げない宣言をする

画像: Flickr (Saeima)

北大西洋条約機構(NATO)加入の問題でロシアに侵攻されているウクライナですが、2022年2月24日に同国の大統領を務めるウォロディミル・ゼレンスキー氏が2度目のビデオ演説を行いました。同氏は演説内で「敵が我が国の首都キエフに侵入し、私を1番のターゲットにしても、絶対に逃げない」と宣言したとのことです。

このビデオ演説でゼレンスキー大統領は「こちらに届いた情報では本日、私たちは137人の英雄、つまりウクライナの国民を失いました。このうち10人は将校を務めていました」と述べました。また、この戦闘で316人が負傷したことも伝えています。

大統領はこの報告について「彼らは直接(ロシアから)打撃を受けたウクライナの領土を命を懸けて守ってくれたのです。特にキエフ近郊のホストーメリ空港は敵に占拠されていたにもかかわらず、何時間も戦闘を続け、ウクライナ軍が取り戻しました。これは首都キエフにとって朗報です」と説明。

そして、ゼレンスキー大統領は「(家族はすでにキエフを離れましたが、)私はキエフに留まっています。日中は何度も諸外国と会談を行っており、国の管理に務めています。当然、今後もこの役割は全うする予定です」と語り、どのような戦況になろうとも、首都に留まる決意を述べました。実際のビデオ演説の様子はFacebookのВолодимир Зеленськийが公開しているムービーで確認することができます。

日中に行われた会談でNATO加盟国にウクライナが加盟できるかについて、ゼレンスキー氏が自ら尋ねたそうですが、どの国も口を開くことはなかったそうで、落胆しているようでした。

演説の最後には戦争終結について「侵略を終わらせるためにロシアと会談を行わなければならない」とも同氏は語っており、国民には命を守るための行動を今しばらく続けて欲しい旨を伝えていました。