「制服着用でミニスカ姿なら特別サービス」台湾のテーマパークが行ったキャンペーンが炎上中

台湾にある六福村テーマパークでは世界各国の地域をモチーフとした施設やアトラクションなどが楽しめることで知られています。そんな六福村テーマパークでは記事作成時点で「制服で来場した人には入場料を安くする」というキャンペーンを行っているのですが、この条件に「ミニスカートで来場した人には特別サービス」が設けられており、これが多くの人から反感を買ってしまっているとのことです。

台湾の中央通訊社の報道によると、六福村テーマパークが行ったキャンペーンは「学生服を着て来場した人は入場料999台湾ドル(約4500円)のところを500台湾ドル(約2250円)に割引き」というもので、さらに「膝上10センチメートル以上のミニスカートを履いている場合は写真撮影を無料でできる」という特典が設定されているそうです。

画像: 六福村テーマパーク

このサービスを知ったネットユーザーからは「このキャンペーンは不適切なのでは?」「性的な意味合いでこういうキャンペーンをしているのでは?」といった意見が寄せられました。また、他には「こういった場所には制服で行く人も多いので、こういったキャンペーンは学生にはいいのかも知れないね」と好意的な意見を寄せる人もいたそうです。

また、非営利の女性団体「現代婦女基金會」で事務総長を務める呉資穎氏は「こういったキャンペーンを目的にミニスカートを履いて来園した女性は盗撮被害に遭う可能性があるかもしれません」と述べ、犯罪被害に遭う危険性を指摘。

このように、様々な意見が寄せられている六福村テーマパークですが、同テーマパークによると、このキャンペーンは性別問わず平等に行われており、「制服を着て、ミニスカートを履いていれば男性でもキャンペーンの対象になる」とのことでした。なお、このキャンペーンは2022年8月31日まで続けられるそうです。