「床から穴を掘って」過激派組織所属の6名が刑務所を脱獄、錆びたスプーンを使用したとの見方も

画像: Twitter(כאן חדשות)

イスラエルで最もセキュリティが高く、脱獄が困難とされるギルボア刑務所から6人の囚人が脱獄しました。脱獄したのはパレスチナの過激派組織に所属する6名でイスラエル当局は大規模な捜索活動を行っているとのことです。

脱獄した囚人は過激派組織「アル・アクサ殉教者旅団」の元指導者とイスラム聖戦のメンバー5名で、彼らが畑を走っている姿を目撃した農民によって、当局に通報され、脱獄の事実が発覚しました。その後、現地時間AM4時ごろに緊急で行われた点呼で6人の受刑者が行方不明になっていることが明らかになったそうです。

6名の受刑者は脱獄を行うにあたり、独房内に貼ったポスターの裏に隠していた「錆びたスプーン」を用いて、床に穴を掘ったと見られています。実際に彼らが掘ったとされる独房内の穴は現地ニュースメディア「Haaretz」の記者であるJosh Breiner氏が自身のTwitterアカウント上で公開しているムービーで確認することができます。

また、刑務所の塀の外にも出口と見られる穴があり、そこから6名は脱出したと見られています。彼らは予め刑務所内に持ちこんだ携帯電話を使用して、外部と連絡を取っていたようで、脱出後すぐに仲間に車で迎えに来てもらっていたようです。実際に彼らが脱出した刑務所の塀の外にある穴はニュースメディアの< a href="https://twitter.com/kann_news">KanがTwitterで公開しているムービーで確認可能です。

なお、今回の脱獄劇について、パレスチナ過激派組織のイスラム聖戦は「英雄的な行動」であると称賛しており「イスラエルの防衛システムに衝撃を与えるだろう」と語っています。これに対して、ギルボア刑務所の刑務官は「セキュリティにおける重大な失敗事例である」として、再発防止とともに脱獄した6名を何としてでも捕まえようと躍起になっている様子です。