日本のストリップ劇場摘発に「意味わからん」と海外で困惑の反応

2021年4月16日に東京都台東区上野にあるストリップ劇場の「シアター上野」が警視庁保安課に摘発されました。この摘発の際に経営者の男性と女性ダンサー1名、従業員4名の計6名を「公然わいせつ」の容疑で逮捕されています。この事件は海外でも話題に上がっていて、「そこを取り締まるの?」と疑問を呈す反応が多くありました。

シアター上野の経営者とダンサーおよび従業員4名は「公然わいせつの容疑」で逮捕されましたが、アメリカでは州によって差があるものの、全裸になっても特に罪にならないケースがあります。それを知っている人からすると、日本はアダルトビデオや風俗店など、あからさまにいかがわしいものが沢山あるにも関わらず、比較的健全と思われる「ストリップ劇場」が摘発されるというのは違和感を覚える可能性が高いです。

実際にこのニュースを見た海外の人は「世界最大のアダルトビデオ生産国なのにストリップはダメなのか」「日本ではソープランドやピンクサロンが許されて、ストリップはダメなの?」「あまりこういう法律に詳しくないけど、日本には『浅草ロック座』とか有名なストリップ劇場がいっぱいあるよね。なぜこの劇場だけなの?」などの意見が寄せられました。

海外の人の多くは風俗店やアダルトビデオ、他のストリップ劇場がなぜ許されて、この店だけが摘発された理由がよくわからないという意見のようでした。このニュースを取り扱ったKOTAKUでは「刑法174条の公然わいせつ罪」「刑法175条のわいせつ物頒布の罪」に関する記述を引用し、「明らかに何かが『わいせつ』であることを証明できると認定できたため、この劇場が摘発された」とまとめています。

この事件の詳細についてはYouTubeのANNnewsCHが公開しているニュース映像でも確認することができます。