中国共産党のSNS投稿が「インドのコロナ感染を馬鹿にした」として大炎上

自分の職場や組織のSNSアカウント管理者が誤って個人の意見を投稿してしまい、大炎上するケースは稀に起こることがあります。このため、より影響力の強い政府機関のアカウントは投稿内容のチェックも必然的に厳しくなり、下手な発言はなかなかできないものです。そんな中、中国共産党のSNSアカウントから投稿された内容が「新型コロナ感染で大変な目に遭っているインドをあまりにも馬鹿にしている」として大炎上してしまいました。

大炎上することになった投稿は、2021年5月1日に中国版Twitterこと「微博(ウェイボー)」で中国共産党のアカウントが発言したものでした。この投稿内容には「中国点火VS印度点火(中国の火 VS インドの火)」というタイトルとともに「インドの1日40万人以上の新規患者が確認された」のハッシュタグ、その下に「中国」と「インド」の様子が比較できる画像が並べられていました。

画像: 多维新闻

この投稿内にある「中国の火」と題した画像は「中国の宇宙ステーションである『天宮』に対して、コアモジュールを打ち上げたときのロケット」のもの。また、「インドの火」と題した画像は「新型コロナに感染して亡くなった人を火葬する場面を撮影した」ものでした。

この投稿内容を見たユーザーは「無実の人の死を喜ぶのは国の恥だ」「これは地域差別ではないのか?」「ただただ不適切な投稿だ」などの避難の声が殺到。さらにはインド大使館からも抗議を受けてしまった中国共産党は「問題となった投稿」を削除しました。

この問題が起こる前まで、中国共産党はインドに対して協力的な意思を見せており、2021年4月26日にはインドに対して1万台の酸素ボンベを支援することを約束し、2021年4月30日(問題の投稿の前日)にはインドに対して「哀悼の意とインド政府の対応を支持する」ことを表明していました。

ペンギン議長の一言
中国共産党のこの発言が政府機関を代表して行ったものなのか、担当者個人の判断で行われたものかはわかりませんが、今後、中国はインドとの外交がやりづらくなるでしょうね。