スタバで激怒した客が店員に銃を突きつける、理由は「注文を間違えたから」

スターバックスのドライブスルーを利用した男性が「注文した内容と違っていた」として激怒。店員に銃を突きつけ、逮捕されるという事件が発生しました。銃を突きつけられた店員はあろうことか警察署長の娘であったことも明らかになっています。

フロリダ州にあるマイアミ・ガーデンズ警察によると、逮捕された男性はスターバックスのドライブスルーを利用し、ベーグルを注文したそうです。しかし、本来ベーグルにサンドされているはずのクリームチーズが入っていなかったことで、男性は店員(警察署長の娘)に「注文通りの内容じゃない!」と怒りをあらわにしました。

クレームに対し、この女性店員は「クリームチーズの代金は頂いていましたっけ?」と対応。この回答に男性は激怒し、持っていた銃を店員に突きつけました。その後、店員は激怒した男性にクリームチーズを渡したことで、事態は落ち着き、男性は店から立ち去ったとのことです。その後、通報された男性は店員への暴力行為などの複数の罪で逮捕されました。

この事件について、被害を受けた店員の父親で警察署長でもあるデルマ・ノエル・プラット氏は「この事件で23歳の娘がトラウマを抱えてしまっているようです。私個人として、『ベーグルにクリームチーズを塗ってもらえない』だけで、ここまで極端な行為に及ぶ人がいることに腹立たしく思います」と語っています。

逮捕された男性は「店員に銃を突きつけたわけではなく、ポケットから銃が落ちていることに気づいたため、手で持っていただけ」と容疑を否認しているようです。