時速193kmで暴走する車に「パトカーで体当たりして止める」警察の逮捕劇が公開される

画像: Oklahoma News & Weather

2021年7月27日にアメリカ・オクラホマ州のノーマンにて時速120マイル(約193キロメートル)で走行する暴走車両をが現れました。この車両に対し、警察はパトカーで体当たりを敢行。結果として、暴走車両はその場で制御を失って、付近の車を巻き込んで大クラッシュ。暴走車両を運転していたドライバーが無事逮捕されるという事件が発生しました。

この暴走車両を運転していたエドワード・デイリー容疑者(22歳)は州間高速道路を走行しており、このときから既に「とんでもない速度」で車を走らせていたようです。その後、警察の追跡をかいくぐるため、容疑者はオクラホマ州のノーマンで高速道路を降りて逃走を続けました。

一般道での暴走は非常に危険なため、警察はデイリー容疑者の乗る車に体当たり。車はスピンして駐車中の車に激突し、停止しました。その後、車を降りた容疑者はすぐに腹ばいになり、抵抗することなく、逮捕されました。その一部始終を撮影したムービーをOklahoma News & Weatherが公開しています。

この逮捕後、デイリー容疑者はクリーブランド拘置所に収容され、「無免許運転」「執行猶予中の銃器の携帯」「違法薬物の所持」「危険運転」等、7つの罪で起訴される予定です。なお、今回の逮捕劇およびデイリー容疑者の暴走行為による負傷者は出ていないとのことです。