「本来できないことをやってやろう」と考える人はたくさんいますが、実現するのは難しいもの。そんな中、記事作成時点でAndroid 10が動作するスマートフォン「OnePlus 6T」に記事作成時点で開発版のみが公開されているWindows 11を動作させた猛者が登場しました。
AndroidスマートフォンでWindows 11の起動に成功したのは「Renegade Project」で活動する開発者たちです。実際に動作する様子を撮影したのはedi194氏であらかじめARM版のWindows 10がインストールされたOnePlus製のOnePlus 6TにWindows 11をインストールしたとのことです。
同氏が公開しているYouTubeのムービーで実際にOnePlus 6T上でWindows 11が動作する様子を確認することができますが、インストールに時間がかかってしまっています。しかし、ムービーの11分を過ぎたあたりからWindows 11が起動し、実際にWindowsのバージョン確認で「Windows 11 Pro」と表示されていることがわかります
edi194氏によると、OnePlus 6TにインストールしたWindows 11では「Wi-Fi」「Bluetooth」「スピーカー」は動作しないようですが、「タッチスクリーン」のほか、「USBデバイスの接続」が動作したことが報告されています。しかし、「GPU」に関してはデバイスドライバの関係で一部の動作しか確認できなかったそうです。
このムービーを見て、自分もAndroid端末上にWindows 11を入れてみたいと考えている方もいるかもしれません。しかし、このような操作はメーカーサポートがなく、さらに端末が壊れる可能性もあるので、トライしようと思う方は「壊れてもいい端末」を用意して自己責任で行うようにしましょう。