インフルエンサーとして活動しているジョーダン・シャイアンさんは自身のYouTubeチャンネルで「愛犬が死に至る難病にかかっている」ことを明かすムービーを公開。そのムービー内で、シャイアンさんが自分の息子に「泣いてるフリをして」と泣くことを指導していました。シャイアンさんはこのムービーを見た多くの人々から批判を浴びることとなり、結果的に自身のYouTubeチャンネルを削除したとのことです。
- Jordan Cheyenne speaks out about YouTube video of son crying
- YouTuber deletes channel after being caught coaching her son to cry on camera over their sick dog | The Independent
シャイアンさんのYouTubeチャンネルはチャンネル登録者数が50万人を超えており、「子育て」「ライフスタイル」「フィットネス」に関するVlogの配信を主に行っていました。問題となったムービーは「We are heartbroken」とタイトルのムービーでシャイアンさんの家で飼っている新しい子犬がパルボウイルスに感染し、助かる見込みが薄い病気にかかってしまったことを明かす内容でした。
このムービー内でシャイアンさんは「愛犬が病気にかかっていること」を発表。その後、彼女は「もっと近くに来て」と隣に座っていた8歳の息子のクリスチャン君を抱き寄せ、「泣いてるフリをして」と彼に指示をしました。クリスチャン君は「ママ、僕は泣いてるよ」と語っている様子がカメラに収められており、映像がYouTubeで公開されました。実際にシャイアンさんが公開したムービーはThe Independentが投稿しているもので確認することができます。
この動画が公開された後、シャイアンさんに対して批判が集中することとなり、本人のInstagramやTwitter等で大炎上してしまいました。シャイアンさんは「謝罪動画」をアップロードし、ムービー内で「公開した動画がきっかけで嫌がらせを受けるようにもなりました」として、動画への批判が家族への中傷に発展したと発言。その後、シャイアンさんは自身のYouTubeチャンネルとInstagramのアカウントを削除しました。
シャイアンさんは「私のしたことには強い『嫌悪感』と『恐怖感』を感じています。正直、言い訳の仕様がありません。私にとっては何よりも子供が大事なので、完全にオフラインになって、改めて子供と真正面から向き合いたいと思います」と語り、YouTubeチャンネルの削除とInstagramアカウントの削除に至った理由を述べていました。