武装強盗に銃で撃たれた男性「スマホ」のおかげで無事生還する

画像: Twitter(Pedro Carvalho)

2021年10月7日にブラジルのペトロリナの農村部において、強盗未遂事件が発生しました。このとき、被害者の男性は強盗から銃で腰を撃たれたのですが、男性が持っていたスマートフォンが銃弾を受け止めたため、男性は軽傷で済んだとのことです。

この男性を救ったスマートフォンは2017年に発売されたMotorola製の「Moto G5」で、そのスマートフォン本体には(映画などでおなじみの)ハルクのスマホケースが装着されていました。スマートフォン自体は銃弾でヒビがひどい状態となっていますが、スマホケースは新品同様に無傷な状態で「スマホカバーに宿ったハルクが銃弾を完全に受け止めたような状態」となっていました。

このスマートフォンの画像は被害男性を診察した医師のペドロ・カルヴァーリョ氏がTwitterに投稿しており「強盗に撃たれて緊急搬送された患者さんのスマートフォンが銃弾を受け止めた!スマホカバーがいいのかな」とのコメントと共にツイート。このツイートは記事作成時点で6408件のいいねが付けられています。

被害男性の身元は明らかにされていませんが、カルヴァーリョ氏は「彼は腰に『小さなあざ』があるだけで心身共にとても元気ですよ」と語っており、特に健康状態に問題はないため、既に病院を退院していることも明らかにしています。

ペンギン議長の一言
基本的にスマートフォンで銃弾を受けきることはできないと考えた方がよいので、相手が銃を持っている場合は逃げるのが得策と考えた方がよさそうです。