「元気があれば何でもできる」極寒の地で水着のサンタが集団で走るイベントが2年ぶりに開催

画像: YouTube (South China Morning Post)

2021年12月12日にハンガリーのブダペストで最高気温が5度を切る極寒の中、40人以上の水着を着たサンタ風の格好をした人々が街中を駆け抜けるチャリティーイベントが開催されました。このイベントは毎年開催されているものですが、2020年は新型コロナの感染拡大の影響で中止になっていたため、2年ぶりの開催になったとのことです。

ハンガリーで行われるこのイベントは「Naked Santa Run(裸のサンタ・ラン)」や「Santa Speedo Run(サンタ・スピード・ラン)」とも呼ばれるイベントです。内容としては極寒のブダペストの地でサンタ風の水着姿の格好をして走るという単純なものですが、2021年12月12日に開催されたイベントで計18回目となる歴史を持っています。

今回参加したランナーはブダペストのフィットネスセンター「Go Active」に現地時間の14時に集合し、水着姿で走り始めたとのこと。走った距離は2.2マイル(約3.5キロメートル)で参加者には地元温泉の入場料を50%オフにするチケットが配られたそうです。

なお、このイベントは親から虐待を受けている子どもたちの保護活動を行っている「A Better Childhood」への寄付を募っており、今回のイベントで22000ドル(約250万円)以上の募金が集まったとのこと。実際のイベントの様子はYouTubeのSouth China Morning Postが公開しているムービーで確認することができます。

上記のムービーを見るとブダペスト以外にもアメリカのニューヨークやドイツのベルリン、イギリスのロンドンなどでも似たようなチャリティーイベントが行われていることもわかります。欧米諸国ではクリスマスの時期はチャリティー活動も盛んになっているようです。