「女性は乳牛と同じ」韓国の大手牛乳メーカーのCMに批判が殺到

画像: YouTube (블락)

韓国の大手牛乳メーカーである서울우유(Seoul Milk:ソウルミルク)のCMで女性を乳牛に見立てたCMを公開したことでSNS上で大炎上しているとのことです。

今回問題となったSeoul MilkのCMは2021年11月29日に公開されたもので「男性が大きなビデオカメラを持って森を散策していると、森の中にある小川できれいな水を飲む女性や野原でストレッチしている女性を発見し、その様子をこっそりと撮影する」という内容となっています。

CMの冒頭では「私達は『美しい自然に囲まれている地』で彼女たちをカメラに収めることに成功しました」との男性ナレーターが説明を始めます。その後ナレーターは「彼女たちは天然のキレイな水を飲み、環境に優しいオーガニックな食事を摂り、穏やかな場所で平和に暮らしています」と続け、カメラを持った男性が野原でくつろいでいる女性たちを発見。

そして、ナレーターが「では慎重に近づいてみましょう」と語りかけ、男性は前に進むも足元の枝を折って音を立ててしまいます。すると、野原にいた女性たちが乳牛に変わってしまっていたのです。実際のCMに映像はYouTubeの블락が公開しているムービーで確認することができます。

このCMが公開されると「もう二度とSeoul Milkの牛乳は飲みません」といったコメントや「そもそも人間を家畜のように表現するのはどうかしているし、盗撮を肯定するような内容をCMで流すのは間違っている」などの批判的なコメントが殺到してしまいました。

Seoul Milkは今回の騒動を受けて同社Webサイトに2021年12月8日付けでコメントを掲載しており「弊社製品のCMで不快な思いをされた皆様に心からお詫び申し上げます。今回の問題を重く受け止め、問題の再発防止に努めてまいります」と述べ、該当のCMも削除されています。