「ウィル・スミスの影響?」試合に負けたテニスプレーヤーが突然相手選手をビンタしてしまう

画像: Twitter (KENNETH KWESI GIBSON)

大舞台でビンタをするというのは2022年3月28日にアメリカで行われた第94回アカデミー賞で妻を侮辱されたウィル・スミス氏が見せたものの印象が強いという人が多いハズ。しかし、そんな彼の行為を彷彿とさせる行為がガーナで行われたテニス大会で行われてしまいました。しかも、ビンタを行ったのは直前の試合で敗戦してしまった選手であろうことか同試合の勝利選手に行ってしまったとのことです。

このハプニングは2022年4月4日にガーナの首都アクラで行われた国際テニス連盟(ITF)主催のジュニアトーナメントの大会の1回戦終了後に発生しました。試合で対戦したのはフランス人のマイケル・クアメ選手15歳と地元ガーナのラファエル・ニー・アンクラー選手16歳で、クアメ選手が2−6、7−6、6−7でアンクラー選手に敗れてしまいました。

そして、試合終了時、コートの中央で本来なら両選手が握手をするはずなのですが、あろうことか、クアメ選手がアンクラー選手を突如、平手打ち。一触即発の事態に発展してしまいました。実際にクアメ選手が平手打ちした様子はTwitterのKENNETH KWESI GIBSONが公開しているムービーで確認することができます。

このトラブルの後、クアメ選手はアンクラー選手の関係者と思われる人物から殴られてしまうなどの乱闘騒ぎに発展し、大きな騒ぎになってしまったようです。なお、クアメ選手がアンクラー選手を平手打ちした理由については不明とされています。

記事作成時点でITFは本トラブルについて、コメントを出しておらず、クアメ選手に対する処分等については発表されていません。なお、クアメ選手はITFジュニアランキングで589位に位置しており、本大会には第1シードで出場していました。なお、アンクラー選手は2回戦で同じくガーナのイシュマエル・ニー・ノーティ・ドウォナ選手と対戦する予定です。