「壁の後ろに隠れても……」イスラエル新しい軍事技術で全て見通すことが可能に

画像: YouTube (Defense Battalion TV)

イスラエルのイメージングソリューション企業Camero-Techがフランスのパリで開催された企業展示会「Eurosatury 2022」でAIベースの技術を用いて壁の向こう側にある物体や人を検出するシステム「Xaver 1000」を開発したとのことです。

この製品はCameo-Techの「See Through Walls」と呼ばれる製品グループに属しており、壁の向こうに隠された物体や人物に関する情報をリアルタイムに提供することを可能にしているそうです。同社はこの製品は軍隊や警察組織、救助の面でとても重要なシステムになると述べています。

Cameo-Techによると、Xaver 1000に搭載されているAIベースの追跡アルゴリズムと同社独自の3D技術である「sense-through-the-wall」を使用することで、人が座っているのか、立っているのか、横になっている生命体を高解像度で表示することを可能にしたそうです。

操作自体も簡単で、Xaver 1000を使用するには簡単な練習をするだけで利用でき、設置から操作まで1人の人間だけで行うことができるようです。実際にXaver 1000を操作している様子のイメージ映像はYouTubeのDefense Battalion TVが公開しているムービーで確認することができます。

なおこのシステムで可視化できる壁の材質について、同社は「一般的な建材であれば一通り使用可能」とも述べており、軍事や捜査、救助の面で汎用性の高い利用が可能であることをアピールしていました。