記事作成時点において、日本では新型コロナウイルスで陽性判定される人が増加しており、2022年7月19日時点では新規感染者数が6万6692人となっています。そんな中、同日の新規感染者数が3人だった中国の北京では新たな「新型コロナ対策」を打ち出し、結婚式等のイベントの催しが禁止になってしまったとのことです。
2022年7月19日の中国国内での新規感染者数は627人となっており、北京に至っては同日の感染者数は3人のみとなっています。しかし、北京市はホテル向けに疾病予防と管理の最新版のガイドラインを発表。北京市は同市内のホテルにガイドラインを周知徹底することを義務付けました。
このガイドラインでは北京の中心地に位置するホテルでは「打ち合わせ」「会議」「結婚式」「宴会」などのイベントの開催が禁止。さらに、イベント開催可能なホテルであっても、過去7日以内に新型コロナ感染者の発生した地区や県から来た人、過去10日以内にマカオ以外の場所から入国した人の参加は認めないととのこと。
画像: Flickr (Dennis Jarvis)
中国版Twitterとして知られる微博ではこの新規ガイドラインについて「弟の結婚式が冬から夏に延期になった。なんで北京で結婚式を挙げるのが難しくなるんだろう」「ホテルに宴会を許可しないというのは飲食や営業を許可しないのと同じことだ」といった意見が寄せられ、北京市の対応に不満の声が寄せられています。
こういった声に対して北京市は記事作成時点でコメントはしていません。しかし、微博ではこの政策に関連したハッシュタグ付きの投稿の表示が禁止されているとのこでした。
ペンギン議長の一言
投稿の表示が禁止されているというのは中国の闇が垣間見える対応かもしれませんね。