「深さ約6m」ニューヨークで陥没穴が出現し、バンが飲み込まれてしまう

画像: YouTube (Eyewitness News ABC7NY)

2022年7月18日にアメリカのニューヨークの道路上に陥没穴が出現しました。出現当初は道路の右車線の半分ほどを埋める程度の大きさで、道路脇に駐車されていた車に被害はなかったのですが、突如大きくなり、駐車中のバンが穴に落下してしまったとのことです。

この陥没穴はニューヨークのブロンクスにあるモリス・パーク地区のラドクリフ・アベニューに出現しました。穴の大きさは長さ58フィート(約17.7メートル)、幅15フィート(約4.6メートル)、深さ20フィート(約6.1メートル)となっていました。

陥没穴の調査に訪れたニューヨークの環境保護局の担当者は「穴が出現した原因として、最近発生した豪雨などの影響も考えられますが、まだ原因は調査中です」と述べており、詳細な原因はまだわかっていないようでした。

実際に出現した陥没穴についてはYouTubeのEyewitness News ABC7NYが公開しているニュース映像で確認することができます。また、この映像の中で突然陥没穴が巨大化し、駐車中のバンが飲み込まれていく様子も見ることが可能です。

この陥没穴によって、近隣の住民の中には水道が使えなくなった人もいるとのこと。このためニューヨークでは緊急で2つの給水所を設置し、水道が使えなくなった住民に水を配っています。なお、今回出現した陥没穴の修復には1週間程度かかる見込みであるそうです。

ペンギン議長の一言
なお、陥没穴に落ちたバンの持ち主は「新しいのを買います」と語っているようでした。