「直線道路のはずなのに」業者がラインをジグザグに描いてしまい、住民が困惑する事態に

画像: YouTube(KSBW Action News 8)

アメリカのカリフォルニア州にあるホリスターに新たに道路が舗装されました。この道路は本来直線道路だったはずなのですが、道路の舗装を担当した業者があろうことか道路のラインをジグザグに描いてしまい、自動車のドライバーや地元住民に混乱をきたしているとのことです。

ホリスター市に舗装された新しい道路は基本的にわずかにカーブしているだけの直線道路でした。しかし、道路が完成すると、道自体は直線でも道路上に描かれているラインがジグザグになっていたのです。このため、この道路を走行する自動車のドライバーや地元住民は困惑することになりました。

ホリスター市で市長を務めるイグナシオ・ベラスケス氏も困惑した人の1人で「仕事帰りに道路を実際に見たのですが『なんだこれ?』って思ってしまいました」と語っています。実際の道路の様子はYouTubeのKSBW Action News 8が公開しているニュース映像で確認することができます。

ベラスケス市長によると「今回舗装された道路は直線道路であることから、ドラッグレースで使用されるのを防ぐために道路中央の何カ所かに障害物を配置していました。しかし、道路の舗装を担当した業者は『道路上に何カ所も障害物を配置する』と勘違いし、本来不要なポイントにも障害物を配置する前提でラインを描いてしまったのです」と語り、結果的に障害物を設置するためのラインをあちこちに描いた結果、ジグザグになってしまったとのことでした。

同市長は今回のミスは業者の完全な作業ミスであることから「舗装業者に(追加費用なしで)再度ラインを描き直してもらう予定です」と述べていました。