Instagramが未成年を守るため「ロリコン対策機能」を実装

SNSでは相手に対して直接メッセージを送る「ダイレクトメッセージ機能」が実装されています。しかしながら、この機能を巧みに使用して、未成年のユーザーを相手に犯罪を行おうとする大人が増えていることも事実です。この問題を改善するため、SNS大手のInstagramが大きな機能改善を行いました。

Instagram cracks down on adults messaging teens - BBC News

Instagramはアメリカ時間の2021年3月16日に未成年のユーザーを犯罪から守るための機能を公開しました。この機能は未成年のユーザーが「成人ユーザーから受信したダイレクトメッセージ」に対して相手とのやりとりを警告するというもの。

ただし、この機能が有効になるのはユーザーが「正しい年齢」を設定しているときのみであり、ダイレクトメッセージを送信するユーザーが年齢を偽っていたときは機能することはありません。多くの犯罪目的のユーザーは正しい年齢を「設定していない」と考えられるため、そこまで大きな効果はないと思われます。

このため、Instagramでは未成年のユーザーがユーザー登録をした場合は標準で「非公開アカウント」とする対策も追加されています。しかし、こういった対策は明確な効果が乏しいため、InstagramではAI技術を駆使してユーザーの年齢を判定する仕組みを開発して犯罪対策に取り組んでいくと語っています。

ペンギン議長の一言

こういった対策はInstagramだけでなくFacebookやTikTokなどでも導入されています。これらは2022年以降にイギリスで施行が見込まれている「未成年のユーザーを犯罪から保護する仕組みを導入していないオンラインサービスを規制する法律」への対策と思われます。
ただ本来の目的がどうこうよりも、こういった対策は早期に実装されてほしいですね。