外装パーツを全て自作して「黄金のPS5」を実現した猛者が登場

画像:DIY Perks

記事作成時点ではPS5の発売から約5ヶ月近く経過しますが、PS5は未だに品薄が続き正規価格での入手が困難となっています。このため、「PS5をDIYで少し変わった改造をしたい」と考えている人も、今の状況はただただ耐えるしかありません。そんな中、PS5を手に入れることのできた方が工芸品などの材料に使われる「真鍮(しんちゅう)」を使って、黄金のPS5を作った猛者が現れました。

このPS5を作成したのはYouTubeで「あらゆるモノをDIYで作成する」ムービーを公開している「DIY Perks」チャンネルのマットさんです。マットさんは「PS5の現代的なデザインではあるものの、外装がプラスチックで安っぽいので、真鍮製のパーツに置き換えたらどうなるか試してみたい」と感じたようです。

真鍮は鮮やかな黄金色をしていて光沢があります。また金属としては柔らかいため、他の金属と比べても加工がしやすいのが大きな特徴です。このため、金管楽器などの複雑な形状のものを作る際の材料としても真鍮が利用されます。

マットさんはPS5の外装部分を全て取り外し、この真鍮を加工して外装部分のパーツを全て作成することに成功しました。通常のPS5と比較しても黄金に輝くPS5がもたらす存在感がすごいものになっています。

画像:DIY Perks

なお、外装部分が全て真鍮(金属)になったことによる弊害も一つあり、PS5がWiFiで接続できなくなったとのこと。コレに関してはPS5内のWiFiアンテナを外に取り出し、背面に接続することで解決しています。

実際にマットさんが作業している様子は以下のムービーで確認することができます。いくら加工しやすい真鍮と言えど、PS5の複雑な形状の実現にはかなりの苦労をしていることもよくわかります。

ペンギン議長の一言

「すごい!かっこいい!」とは思いますが、同時に「長時間電源つけて、大丈夫かなコレ・・・」とも感じてしまいますね。どちらにせよ、保証対象外の改造行為になるため、「実際にやりたい」と思っている人は壊れても自己責任で行う必要があります。