「テイルズ オブ アライズ」が海外ユーザーを惹きつけた魅力とは

画像: YouTube(Tales of YouTube Channel)

2021年9月9日に発売されたTales of ARISE (テイルズ オブ アライズ)ですが、発売当初から評価が高く、記事作成時点でメタスコアと呼ばれるゲームメディアでの評価が平均で(100点満点中)87点が付けられています。また、ゲームメディアの評価だけでなく、ユーザースコアと呼ばれる海外ユーザーの評価も(10点満点中)9.4点と非常に高い評価がされているようです。一体どういった点が海外ユーザーの高い評価につながったのか、ユーザーレビューをざっくりと調べてみることにしました。

「テイルズ オブ アライズ」はバンダイナムコエンターテインメントより2021年9月9日に販売が開始されたゲームソフトでPS4/PS5、Xbox One/Series X/Series S、Steam(PC)のマルチプラットフォームに対応しています。この作品は「わかりやすく、先が気になるシナリオ展開」や「爽快感のあるバトル」「綺麗なグラフィック」等が日本を含め、世界中で評価され、発売初週で世界累計出荷数が100万本に到達したことでも話題を集めています。

そんな世界的に高い評価を得ることになった「テイルズ オブ アライズ」ですが、ゲームメディアのレビューは「ユーザー目線」とは異なる切り口を取るケースが多いです。このため、今回はMetacriticに投稿されたユーザーレビューから海外ユーザーが同作品をプレイして感じた「生の声」を紹介していきます。ユーザー評価は記事作成時点で185件投稿されており、これらの中から代表的なレビューを抜粋しています。

▼高評価のレビュー(抜粋)(175件/185件中)

  • 過去10年で最高のJRPG。ストーリー、音楽、バトル、グラフィックはすべて一流です。ダメな点も0ではないですが、減点よりも加点が上回っています。(10点)
  • 次世代のJRPGと言えます。私見ですが、2021年のゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれると思います。
  • 私はJRPGが好きではないのですが、この作品のおかげでファンになったかもしれません。「綺麗なグラフィック」「引き込まれるストーリー」「キャラクターは面白く」「魅力的な戦闘」が印象に残りました。今年一番のゲームかも。(9点)

▼中程度の評価レビュー(抜粋)(2件/185件中)

  • 「テイルズ オブ」シリーズに期待されるクオリティは保たれています。しかし、バトルのボタン配置が慣れず、キーコンフィグは必須でしょう。個人的には「テイルズ オブ アライズ」を開発するのではなく、「テイルズ オブ グレイセス」をリマスターして欲しかった(7点)
  • このゲームは「バトル」に特化しすぎていると思います。しかし、RPGというゲームはその性質上「ストーリー」を重視すべきでバトルは二の次にすべきです。肝心のストーリーは「ありきたり」なように感じました。(7点)

▼低評価のレビュー(抜粋)(8件/185件中)

  • 「バトル」はボタンを押すだけで勝てる簡単なものです。キャラクターもいつものJRPGといった印象でアニメーションや音楽、グラフィックも期待外れでした。(4点)
  • これまでの「テイルズ オブ」シリーズの作品と比べて、期待外れで残念でした。(1点)

総合すると、評価を行った約95%の人は高評価という感想を持っており、ごく少数の人は感性に響かない部分があるという感想を持っているようでした。「テイルズ オブ アライズ」がどういうゲームか気になった方はYouTubeでゲームを比較的、辛口な目線でレビューするナカイドのゲーム情報チャンネル【辛口】で公開されている「テイルズ オブ アライズ」のレビューを行っているムービーが「120万回以上の再生数」「高評価数の割合が9割近く」となっているため、参考になると思います。

同作品の発売直後にTales of YouTube Channel公開された「ローンチトレーラー」は以下から確認することができます。