ゲームに合わせて「PS5用コントローラーとカバーの独自デザイン」を考案したアーティストが登場

画像: Twitter(El Firescorpio)

とあるメキシコ人のアーティストが「PlayStationのゲームが好き過ぎた」ことがきっかけとなって、PS5の名作ゲームに合わせて、同コントローラとゲームパッケージのカバーを独自のコンセプトデザインを作ってしまったようです。

このアーティストはエル・ファイアースコーピオという名前で活動している人でテレビゲームのポスター作りを行っているアーティストとのこと。同氏はTwitterで様々なゲームのカバーデザインとそのコンセプトにあったPS5のDualSenseコントローラーの独自のデザインを公開しています。

1つ目のゲームは2019年11月にPS4で発売され、2021年9月28日にPS5版が販売開始される「DEATH STRANDING」です。このゲームはメタルギアのシリーズ作品を手掛けたことで知られる小島秀夫氏が監督を務めたことでも有名な作品です。ファイアースコーピオ氏はこのゲームを「黄色と黒を基調としたデザイン」でパッケージカバーとコントローラーをデザインしています。

次に出てきたのは2020年7月にPS4で発売され、2021年8月20日にPS5版が販売開始予定のGhost of Tsushimaです。海外で作られたゲームですが、1274年にモンゴル帝国が日本に対して侵攻をおこなった「元寇」を描いた作品で当時の対馬をモデルとしていたことで話題となりました。ファイアースコーピオ氏はこの作品を「ピンクと白」を基調にしたデザインで仕上げていました。

他にはPS5発売と同時に販売が開始されたことでも知られるMarvel's Spider-Man:Miles Moralesは主役のマイルズ・モラレスのカラーリングをモチーフとした黒と赤を基調としたデザイン。また、映像表現で高い評価を得たことで知られる「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」では白とパープルを基調としたデザインとなっており、コントローラーの左側にクランク、右側にキットがデザインされています。

他にも様々なゲームをモチーフにしたデザインをファイアースコーピオ氏は公開していますが、これらのデザインを見た人は「公式よりもファンが作るデザインの方がオシャレだよね」といった意見を寄せていました。

実際にゲーム販売元が独自デザインのものを出す際は製造コストや送料なども考慮に入れるため、なかなか工夫を凝らしたデザインをするのは難しいかもしれませんが、ファイアースコーピオ氏のようなデザインを採用するメーカーが出てきても面白いかもしれません。