「リモートワークはNG」Amazonがオフィス勤務に戻す方針を従業員に伝える

2020年からのコロナ禍によりリモートワークが「新しい働き方」として徐々に定着してきています。さらに実際にリモートワークで働いている人の8割はオフィス勤務に戻りたくないとの調査結果もあります。このような事実があるにも関わらず、Amazonがコロナ禍前に行っていた「オフィス勤務に戻す」方針であることを全従業員に伝えました。

Amazonは新型コロナウイルスの感染拡大を理由として、2020年3月に従業員にリモートワークを行うように通知。この時期は新型コロナウイルスが猛威を振るう初期の段階であったため、「いち早くリモートワークを採用した大企業の1つ」として注目を集めました。

しかし、Amazonは2021年3月30日に従業員に対して「リモートワークからオフィス勤務に戻す方針」を伝えました。同社は2021年秋までに「オフィス勤務」に完全移行を目指すとのこと。

Amazonの広報担当者によると、「弊社は従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けることはしません。しかし、従業員や契約社員にはワクチン接種することを推奨する方針です」とのことで、従業員のワクチン接種の有無に関係なく、オフィス勤務に移行させるとしています。

ペンギン議長の一言

Amazonは従業員との間で様々な問題を抱えていますが、この問題でさらに泥沼化しないか心配ですね。