アメリカが「日本への渡航禁止勧告」を発令、東京オリンピックへの選手団派遣にも影響か

記事作成時点において、日本では新型コロナウイルス変異株の感染拡大の影響により、主要都市を中心に緊急事態宣言が発令されています。そんな中、アメリカが日本に対して「レベル4」となる渡航禁止勧告を発令したとのことです。

アメリカの渡航警戒レベルは4段階で表されており、「レベル4」は最高レベルの「海外渡航中止」を示しています。アメリカ国務省は2021年4月に世界の8割の国に対して「レベル4:海外渡航中止」の勧告を出していましたが、その中に日本は含まれていませんでした。

しかし、アメリカは2021年5月24日に新型コロナウイルスの変異株が感染拡大している日本を「レベル4:海外渡航中止」に引き上げることを発表。また、同日にはアメリカ疾病予防管理センター(CDC)も「旅行者は日本への全ての渡航を避けるべき」との情報を掲載しました。

日本は2021年7月23日に東京オリンピックが開催されますが、この渡航警戒レベルの引き上げがアメリカ選手団の派遣に影響するかについては記事作成時点で不明ですが、オリンピック観戦を目的とするアメリカからの渡航者の数には大きく影響すると思われます。