1996年11月にバンダイから発売され、女子高生を中心に一大ブームを巻き起こし、社会問題にもなった「たまごっち」ですが、発売から25周年経ち、今度はおもちゃではなく、「Tamagotchi Smart」という名前のスマートウォッチとして登場することが決定しました。この最新版たまごっちの登場に海外では好意的な反応が多いようですが、「欲しいけど……別の形で出るともっとうれしかった」とやや困惑している人もいるようです。
1996年に登場した「たまごっち」はキーチェーンがついた小型のゲーム機でしたが、1997年に爆発的にヒット。本来は女子高生をターゲットにして作られたおもちゃでしたが、口コミでの評判とマスメディアからの煽りを受けて、異常な人気に発展しました。当時は「白色のたまごっちがレア」だとして、本来1980円で売られていたものが、9万円以上の高値で取引されるなどの社会問題になることもありました。
それから25年経ち、2021年11月に発売予定のTamagotchi Smartは「タッチ操作」「音声操作」に対応。また「歩数計」「デジタル時計」といった従来のたまごっちに存在していた機能も搭載されています。また、タッチ操作ではキャラクターをなでたり、デバイス搭載のマイクを通して、キャラクターとおしゃべりしたりすることもできるように改良されています。
画像: YouTube(バンダイ公式チャンネル)
ただし、外見は子ども向けのスマートウォッチということもあるからか、海外では「欲しいけど、Apple Watchのアプリとして出てくれないかな」という外見に関する意見のほか、「このデザインも良いけど、クラシック(発売当初)なグラフィックのやつが欲しい」といったゲームのグラフィックが綺麗になりすぎていることに不満を持つ人もいるようでした。
しかし、「古いやつもスマートデバイス版」も両方欲しいという意見を言う人もいるなど、比較的好意的な意見が多い印象がありました。実際のTamagotchi Smartを使用するとどんな感じになるかについてはYouTubeのバンダイ公式チャンネルで公開されているムービーで確認することができます。