Appleは2021年秋ごろにiPad miniの第6世代とiMacの大型モデルが発売されるのではないかと噂されています。その中で新型iPad miniについては「消費者に新鮮さをアピールする」ために大幅な変更を行う可能性が高いとのことです。
記事作成時点で確認されている新型iPad miniの変更点として挙げられているのは「ホームボタンの廃止」「べセル(フロントパネルの縁部分)の薄型化」「Lightning端子のUSB Type-Cポートに変更」「Touch ID搭載の電源ボタンを採用」の5つとされています。これらを総合すると、今後発表が噂されている新型iPad miniは現行モデルのiPad Airの小型版となる可能性が高いということです。
また、Apple製品の情報に詳しいジョン・プロッサー氏は「新型iPad miniの大きさは現行モデル(第5世代)と厚みは変わらず、縦と横の長さがそれぞれ3ミリメートルずつ大きくなる」と語っており、製品サイズは既存モデルよりわずかに大きくなるものの、これまでよりも大型のディスプレイが搭載されるとのことです。
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これ以外にも性能面も向上させると見られており、現行のiPad Airと同じApple A14プロセッサーを搭載される可能性が高いようです。これ以外にも新型iPad mini用に小型のApple Pencil発売する可能性もあり、これまでiPadの単なる小型版という印象の強かったiPad miniをAppleは同社製タブレットPCの目玉商品の1つに置きたい狙いがあるのかもしれません。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は新型iPad miniの発売日について、2021年の秋頃(9月~11月)に発売する可能性があると示唆しており、同氏は「iPad miniの9年の歴史の中で最大のリデザイン(再設計)だ」と述べています。