東京五輪金メダリストの女子選手が公開した「コンドーム」の意外な使い道とは

2021年7月23日から開幕した東京オリンピックで毎日のように日本の選手達の活躍の声が聞こえてきて、一喜一憂している人も多いはずです。そんな中、オーストラリア代表でカヌー女子スラロームで金メダルを獲得したジェシカ・フォックス選手がInstagramでコンドームの意外な使い方を紹介しています。

フォックス選手は2021年7月29日にカヌースラロームで金メダル、2021年7月27日にカヤックスラロームで銅メダルを獲得。また、彼女はこれまでにオリンピックで計4つのメダルを獲得していることから、オーストラリアでは「オリンピックのカヌースラロームの歴史において最も成功した女性パドラー」とも呼ばれています。

そんなフォックス選手が公開した一風変わったコンドームの使い方は「カヤック修理に使う」というものです。同選手は自身が競技用に使用するカヤックの先端部にあいた穴を「カーボン混合物」の補修剤で埋めた後、上からコンドームで保護する様子を撮影したムービーをInstagramのThe Highlights Clubのアカウントで公開しています。

彼女の実績から考えれば、「この修理法」がネタ的なものではないと考えられます。実際にコンドームは伸縮性に富み、耐水性も優れていることから、カヤックの補強にも効果があると言えます。上記のInstagramのムービーでは「カヤックの修理にコンドームが使えると考えている人は少ないかも知れないですね」とフォックス選手自身も述べています。

なお、オリンピックとコンドームの関係は切り離せないものとして知られています。オリンピック開催期間中、選手達はコミュニケーションの一環でセックスをするケースが多いことから、HIVやAIDS感染を防ぐ目的で1988年のソウル大会からコンドームが配布されるようになりました。しかし、今回の東京オリンピックでは感染防止の観点からコンドームは配布されないとのことで、実際に配布される予定のコンドームは選手たちが日本を離れる際に配られると伝えられています。