スーパーで買い物中に大蛇と遭遇、女性がとった「まさかの行動」とは

画像: Facebook(Hilary Leigh)

オーストラリアのシドニーにあるスーパーで買い物をしていた女性が香辛料の棚を見ていたところ、棚の間から大きなヘビが出てきました。このとき、ヘビと遭遇した女性のとった行動が話題になっています。

このヘビと遭遇したヘライナ・アラティさんは「香辛料が並べられている棚でヘビが現れるとは考えておらず」相当びっくりしたとのこと。しかし、このアラッティさんは野生動物の保護を専門とする職業に就いており、幸いなことにヘビを相手にするのには慣れていました。

彼女は遭遇時を思い返し「ヘビを見てすぐに、この子はアミメニシキヘビだとわかりました。私の目をじっと見て『ここから出してほしい』と言っているようでした」と語っており、ヘビに毒性はないものの、攻撃性は高いことからスーパーの店員に近づかないように警告したとのことです。

その後、アラティさんは一度帰宅し、家からヘビ捕獲用の袋を持って、再度スーパーを訪れました。そして、アミメニシキヘビの目の前に袋をセットし、彼女がしっぽを叩くと、おとなしく袋の中にヘビが入ってきたそうです。その後、彼女は近くの森で捕獲したヘビを放しました。スーパーでヘビと遭遇したときの様子や捕獲したヘビを放す様子はBBCが公開しているムービーで確認することができます。

ヘビがアラティさんに対して全く敵意を向けなかった理由について、「おそらく、このヘビは昨日から1日中、この棚にいたのだと思います。そして多くの人がスパイスの小瓶を手に取っていく様子も見ていたのかもしれません。そして私が通りかかったときに『この人は大丈夫そうな人だ』と感じて出てきたのかもしれませんね」と、アラティさん自身が語っています。