「HUNTER×HUNTER」の連載休止期間が「連続1000日」を突破したことが海外で話題に

画像: 集英社(週刊少年ジャンプ)

日本の人気漫画の1つとされている「HUNTER×HUNTER」が直近の連載休止から記事作成時点までの間で連続1000日を突破したことが明らかになりました。この時点で同作品が最後に連載されていたのは2018年11月26日発売の週刊少年ジャンプ 52号であり、そこから既に2年8カ月以上休載しているとのことです。

「HUNTER×HUNTER」の作者は著名な作品である幽☆遊☆白書を描いたことでも知られる冨樫義博氏です。同氏が描く「HUNTER×HUNTER」は1998年3月から連載が開始されましたが、2006年12月に最初の休載を行ってから、度々長期の休載期間が入ることでも有名でした。

これまでの最大の休載期間は2年3カ月であったことから、今回の連続1000日(2年8カ月)を突破したのは新記録であることが同作品の連載状況をグラフで表したHUNTER×HUNTER Hiatus Chartで示されています。

「HUNTER×HUNTER」が度々休載する理由について、冨樫氏が数年前に腰の大手術を受けたものの、その容態が安定せず、記事作成時点でも机に向かって漫画を描くことができないのではないかとする見方もあるとのこと。また、別の見方としては冨樫氏自身が漫画家として、何らかのスランプに苦しんでしまい、筆が止まっているのかもしれないとする心配の声もあるようです。

しかし、同氏は2018年に受けたインタビューで「『HUNTER×HUNTER』を描ききらないと。作品が終わるのが先か、僕が死ぬのが先かみたいな感じになっているところもありますが、ちゃんと終わらせたいという気持ちがあります」と語っており、作品自体はなんとしても完結させたいという意思はあると明言しています。

ペンギン議長の一言
実際、冨樫氏がどのような状況かはわかりませんので、ファンの皆さんは連載の再開をただ期待するしかないようですね。