記事作成時点でモバイル端末の多くはワイヤレス充電に対応していますが、ポータブル専用ゲーム機のNintendo Switch Liteは非対応です。「これは不自由すぎる」と感じたYouTuberのRobotanv氏はNintendo Switch Liteを主流のワイヤレス充電規格であるQiに対応させる改造を施したとのことです。
Robotanv氏が改造のために用意したものは「Nintendo Switch Lite」「ワイヤレス充電レシーバー」「ドライバー」「はんだごて」「はんだ」の5つのみ。手順自体も簡単でNintendo Switch Lite本体をドライバーで開けて、ワイヤレス充電レシーバーを正しくはんだ付けすれば完了です。
ただし、Nintendo Switch LiteのUSB-Cポート周りは回路の構造がやや複雑であるようで、ワイヤレス充電レシーバーの「どのコード」を「どのピン」にはんだ付けしないといけません。このため、改造をするためには技術的な知識が必要であると、Robotanv氏が語っています。実際に同氏が改造している様子は以下のムービーで確認することができます。
今回、Robotanv氏が使用しているワイヤレス充電レシーバーは一般的に1~2ドル(約114~約228円)で手に入り、Nintendo Switch Liteの筐体にも余裕で収まる大きさです。このため、ムービー内でもRobotanv氏が「なぜ、任天堂はワイヤレス充電をNintendo Switch Liteに採用しないのでしょうか?」と語っており、ポータブル利用を想定しているのに「今どき当たり前」のワイヤレス充電に対応していないことに疑問を持っているようでした。
ペンギン議長の一言
ただ、このレベルの改造をユーザーに求めるのは難しい(保証もなくなる)ので、今後登場する?であろうNintendo Switch Liteのマイナーバージョンアップモデルでワイヤレス充電に対応しているといいですね。