「ヤバい…うんちが」マラソン大会中にお漏らしした女性ランナー、そのまま走り続け自己ベストを更新

2018年5月に行われたMauntains 2 Beach Marathonの大会に出場したタマラ・トーラクソンさんはレース中盤に便意を催してしまい、無性にトイレに行きたくなりました。しかし、彼女はレースを中断してトイレに行くことはせずに、走ったままパンツの中で用を足し、パンツの中に「うんちがある状態」でそのままゴール。見事、トーラクソンさんは自己記録を更新したとのことです。

2018年に行われたフルマラソンの大会「Mauntains 2 Beach Marathon」に出場したトーラクソンさんは当時31歳で第一子を出産した後の最初のレースとなりました。当時の彼女は「非常にエネルギーに満ち溢れていた」そうで、走れば「自己ベスト」が出せそうな感覚があったそうです。

スタート後は大会前に行っていたトレーニングで感じていたとおり、体調は完璧な状態。序盤を快調に飛ばすことができました。しかし、トーラクソンさんはレースの中間地点あたりで突然「便意」に襲われてしまいます。「ここで、レースを中断してトイレに行ってしまうと自己ベストが出せないかも知れない」と考えた彼女はそのまま、パンツの中で「うんち」をすることを決意しました。

トーラクソンさんは「走行中にうんちをする」という経験はありませんでしたが、「物は試し」とパンツの中で用を足しました。彼女が履いていたランニングパンツは中に下着が内蔵されているタイプで「2重構造」で守られている形となるため、出したうんちは道路に落ちることはなかったとのこと。「うんちを出した」ことで気持ちが楽になった彼女はそのままのペースでゴールまで走り抜けることに成功しました。

この結果、トーラクソンさんは3時間7分15秒の記録でゴール。自己記録を1分20秒更新することとなり、走行中にトイレに行かなかったことが功を奏した結果となりました。なお、ゴール直後に彼女は医療テントに向かい「お尻を拭くための紙」をもらったとのことです。トーラクソンさんは走行中に用を足す決断をしたことについて「私が走行中に『うんち』をしたことに気づく人はいないと思いますし、仮に誰かに気づかれたとしても私は気にしません。特にマラソン選手は『そんな些細なこと』を気にする余裕はないですから」と語っていました。

ペンギン議長の一言
この心の強さが自己ベストにつながったんですね。