盗まれた「フラミンゴの像」なぜか家に戻ってくる

画像: YouTube (WPLG Local 10)

アメリカのフロリダ州に住むとあるシェフの自宅からグラスファイバー製のフラミンゴの像が盗まれるという事件が発生しました。すると、その約1週間後に自宅の外に盗まれたはずのフラミンゴの像が置かれていたとのことです。

同州でシェフの仕事を行っているシンディ・ハトソンさんによると、このフラミンゴの像はコーラル・ゲーブルズにあるレストラン「Ortanique On The Mile」(記事作成時点で閉店済み)に飾ってあったものであったそうです。ハトソンさんはそれを自宅に持ち帰り、自宅の庭に飾っていたのですが、2021年11月28日の週に何者かに盗まれてしまいました。

ハトソンさんはこのフラミンゴの像に強い思い入れがあったこともあり「フラミンゴの像を返して」と公に訴えていたそうです。そしてハトソンさんは2021年12月5日の夜、寿司を食べに外出し、帰ってくると家の外にフラミンゴの像が置いてあったとのことでした。

像が返却された場所は家の外で防犯カメラには映らない範囲の場所だったため、犯人の顔は明らかになりませんでした。しかし、ハトソンさんは「勇敢な泥棒は人々が犬の散歩で外出していて、目撃されるリスクを冒しながらも像を返してくれたのです」と自身のInstagramのアカウントに投稿し、返却してくれた泥棒にも感謝を述べていました。

ハトソンさんは今回の事件も踏まえ、フラミンゴの像を家の庭に飾るのではなく、今後はもっと安全な場所に保管するとも語っていました。この事件は現地でもテレビ報道されており、実際のニュース映像はYouTubeの[**WPLG Local 10**](https://www.youtube.com/channel/UCgVZ0mrM3liHNhRYC5Mchgg)が公開しているムービーで確認することができます。