「お金が欲しかった?」母親の遺体を半年間隠し続け、社会保障費を受け取り続けた女性

アメリカのニューハンプシャー州に在住している女性が「母親の遺体を約6カ月間自宅に放置していた」として2021年11月18日に逮捕され、その後起訴されました。この女性は「母親が死んだことを届け出れば、今受け取っている母親の社会保障費が受け取れなくなる」から母親の遺体を隠したとのことです。

事件を担当したベドフォード警察は2021年10月24日に「数カ月間、母親と会っていないため、安否確認をしてほしい」と家族から通報を受けたことをきっかけにキンバリー・K・ヘラー被告(54歳の)の家を訪れました。

しかし、当日は家は不在で誰もいなかったため、後日ヘラー被告の家を訪れると、警察を家の中に入れることを拒否。このため、警察は捜索令状を取得して、改めてヘラー被告の家を捜索したところ、母親の遺体を発見したそうです。検死の結果、母親は2021年4月頃に亡くなっている可能性が高いとのことでした。

また、アメリカの社会保障局のデータを確認すると、ヘラー被告は母親が死亡してからも半年以上も母親の社会保障費を受け取り続けており、不正受給している事実も明らかになりました。警察は社会保障局と合同で捜査を行っています。

ベドフォード警察によると、ヘラー被告は2021年11月18日に逮捕され、