「足は失うと思ってた」ワニに右足を噛まれ大怪我を負った少女、手術後に医師から「歩けるようになる」と断言される

画像: Facebook (Medland Hospital)

ザンビアでラフティングを楽しんでいた18歳の少女が右足をワニに噛まれ川に引きずり込まれるという事故が発生しました。彼女はその場にいた仲間によって救出されましたが、足腰に大怪我を負い、噛まれた右足はかなりひどい状態になっていたそうです。この少女はこの事故で足を失うものと考えていたようですが、病院で手術を受けた結果、医師から「また歩けるようになるよ」と断言されたとのことです。

ワニに襲われてしまったイギリス人のアメリ・オズボーン・スミスさんはアフリカ南部の国ザンビアを訪れ、ザンベジ川でラフティングを楽しんでいました。このラフティング中に水流の落ち着いた地点を通りかかった際にオズボーン・スミスさんはカヌーから足をぶら下げる形で川から見える景色を楽しんでいた所、突如ワニに襲われてしまうことになりました。

ワニは彼女の右足に噛みつき、彼女の体ごと川に引きずり込みました。この状況を見た友人の1人はすぐに川に飛び込み、彼女の足を咥えているワニを殴り、オズボーン・スミスさんとワニを引き離すことに成功。そして、彼女は救出されることになりました。このときのオズボーン・スミスさんは足腰にひどい大怪我を負い、さらに血まみれの状態だったこともあったため「この事故で足はもうダメだろうし、もう二度と歩けることはないんだろうな」と考えていたとのことです。

救出後、友人から体調を確認された際は「大丈夫。足はなくなっちゃったけど生きてるよ」と語ってた彼女ですが、病院で手術を受け、医師から「手術は成功し、順調に回復すればまた歩けるようになるよ」と言われます。すると、内心歩けなくなることに強い不安感を持っていたのか、医師の発言に驚くとと同時に「すごくホッとしました」とオズボーン・スミスさんは語っていました。手術後に容態の安定した彼女の様子はFacebookのMedland Hospitalが公開しているムービーで確認することができます。
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オズボーン・スミスさんは「私はこのような不幸な事故に遭ってしまいましたが、この事故を知った人々がザンビアを訪れなくなるようなことはしたくない」と語っており、この事故を通してザンビアに訪れる人が減ることがないような活動をしたいと述べていました。