職員室に侵入した野生のキツネ、うっかりソファーの上でくつろいでしまう

画像: Twitter (Miss Mc.)

2022年1月27日にイギリスのウエストロンドンにあるセントリチャード・レイノルズカトリック大学で生物学部の職員室内にあるソファーの上で1匹の野生のキツネが寝ている姿が発見されました。この様子を目撃した教師はその後、動物保護団体に通報。キツネは無事保護されたとのことです。

このキツネを見つけたのはTwitterでミス・マッキントッシュという名前で活動しており、同大学で生物学の教師を務めている女性です。キツネが大学に侵入した方法について、マッキントッシュさんによると「当時、建物の侵入者検知のアラームが鳴動していませんでした。おそらく、職員の誰かが大学に出勤し、セキュリティを切った後に侵入したのではないかと思います」とのことです。

発見当時について、彼女は「最初キツネを見つけたときは恐怖を感じたのですが、この子を動揺させてはいけないと思い、イギリス動物虐待防止協会(RSPCA)に連絡しました。RSPCAが到着するまでは職員室のドアをロックし、廊下には『静かにするように』との貼り紙を貼りました」と説明しています。

また、マッキントッシュさんはキツネの様子にも違和感を感じたとのことで「RSPCAが到着して保護されるまで、キツネはとても大人しく過ごしており、連れていかれるときには一抹の寂しさのようなものを感じました。多分、この子は職員室のソファーにやって来たのは初めてではなく、過去に何度かやっているのかも知れません」と語っており、また近いうちにキツネがソファーの上でくつろいでいる姿が見れるかもしれないと期待を込めていました。

RSPCAによって保護されたキツネはこの後、獣医師の診察を受けることになるとのことです。