「共同声明が可能に?」Twitterが複数アカウントで共通のツイートを作成する機能を検討中

画像: Twitter (Alessandro Paluzzi)

Instagramではコラボ機能を使用することで2つのアカウントで共通の投稿を作成することが可能ですが、Twitterでもそのような機能の実現に向けた検討を進めていることが明らかになりました。アプリ開発者のアレッサンドロ・パルッツィ氏はTwitterのこの動きを以前から調査していたようで、最近になって、この機能の仕組みに関するものを発見したとのことです。

Twitterではこの機能のことを「Collaborations」(日本での提供時はおそらく「コラボレーション」)と名付けており、複数のユーザーが1つのツイートの共同作成者になることができるというもの。このオプションは一般には公開されていないようですが、あるユーザーが別のユーザーにコラボレーションのリクエストを送り、相手から承認を得た際に機能する仕組みとのこと。

実際に「Collaborations」機能を使用したときに表示される内容はパルッツィ氏のTwitterアカウントで公開しています。同氏のツイートによると、共同で作成したツイートの上部には共同作成した2人のツイートアカウントのハンドルネームが記載され、左側に2アカウントのアイコンが表示されるようです。

なお、コラボレーション機能を使用するには条件があるようで、ツイートの共同作成者に指定できるのは「自分をフォローしているパブリックアカウント」のみ。また、共同作成されたツイートは共同作成したアカウントのフォロワーに自動で共有されます。

Twitterがこの機能を一般提供するかどうかは未定です。しかし、2021年に競合サービスであるInstagramで同様の機能がリリースされたことを考えると、同社はこの機能の公開に踏み切る可能性が高いと考えられます。