「Appleを巨大企業に押し上げたカリスマ」故スティーブ・ジョブズ氏に自由勲章が授与される

画像: Flickr (Nick Webb)

Appleと言えば、iPodやiPhoneを販売したことで世界でも有数の巨大企業にのし上がったことが知られていますが、同社創業者の1人で前CEOを務めたスティーブ・ジョブズ氏がこれらの製品開発のリーダーシップをとっていました。この実績から同氏はカリスマ経営者の1人と位置付けられ、多くの人の間では「ジョブズ氏がいたからAppleは成功した」と評価する人が多いのも事実。そんな、ジョブズ氏に対し、アメリカの大統領自由勲章が授与されることが決定されたとのことです。

ジョブズ氏と言えば、1976年4月にAppleを設立。以降は世界初のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)搭載するOS、Macitntosh搭載の一般向けPCを発売し、現在のコンピューターの基礎となるものを作り上げたり、iPodやiPhoneなどで多くの人のライフスタイルを大きく変えた製品を世の中に投入したことでも知られています。そんなジョブズ氏でしたが、2011年10月5日に急逝しました。

ホワイトハウスはジョブズ氏について「Appleの共同設立者でCEO、会長を務め、さらにはピクサーでもCEOを務め、ウォルト・ディズニー社でも指導的な立場を担っていました。そして、彼の先進的なビジョン、想像力、創造力によって生み出されたコンピューターや音楽、映画といった世界中の文化を大きく変革する発明を生み出したのです」と述べており、同氏のこれまでの功績が大統領自由勲章にふさわしいものであると認めていました。

画像: Flickr (Trump White House Archived)

大統領自由勲章はアメリカの民間人に与えられる同国最大の栄誉であり、「アメリカの繁栄や価値、安全保障、世界平和、その他の重要な社会的、公的、私的な努力により模範的に貢献した個人」に贈られるものであるそうです。

なお、アメリカの大統領自由勲章の授与式は2022年7月7日に行われるとのことです。