「まもなく、Windows 11が登場するのではないか?」という噂が流れていますが、その噂を確証に変えると思われる情報が登場しました。記事作成時点でサポートが提供されている最新OSのWindows 10ですが、2025年の10月サポートが終了することが明らかになりました。
- Windows 10 Home and Pro - Microsoft Lifecycle | Microsoft Docs
- Microsoft Appears to Be Dropping Windows 10 Support by 2025 | Tom's Hardware
Microsoftが発表したドキュメントによると、2025年10月14日にWindows 10 HomeおよびProのサポートを終了するとのことです。Windows 10 Proには教育機関向けの「Windows 10 Pro Education」とワークステーション向けの「Windows 10 Pro Workstations」もありますが、Microsoftはこれらについても同日にサポートを終了すると発表しています。
しかし、Microsoftの顧客はメインが企業ということもあって、Windows 10 Enterpriseや、Windows 10ベースのカーネルで動作するWindows Server 2016や2019についてはサポート期限について言及されておらず、2025年10月以降もサポートが継続されると考えられます。
今回のMicrosoftによるWindows 10のサポート終了の発表は「Windows 11」の登場を強く示唆していると考えられています。なぜなら、Microsoftは2021年6月24日にOSに関する何らかのイベントを開催すると発表しており、このイベントでWindows 11が発表されるのではないかと見られているのです。
もし、2021年6月24日にWindows 11が発表されるのであれば、Microsoftは記事作成時点で13億台あるとされるWindows 10のデバイスのアップデートの3〜4年の移行期間を設定することを意味するということです。