Googleドライブが「オフラインでのファイル利用」を可能に、Microsoft Officeや画像ファイルなどにも対応

画像: Flickr(myvaartha news)

オンラインストレージサービスの代表格である「Googleドライブ」ですが、これまではGoogleドキュメント等でGoogleのサービス内で作成したファイルしかオフラインでの表示に対応していませんでした。しかし、記事作成時点ではその範囲が拡大され、Microsoft OfficeのファイルやPDF、画像ファイルなどのオフライン表示にも対応したとのことです。

Googleはこの機能を2019年時点で既にベータ版として提供しており、一部のユーザーが利用できていたそうです。それから2年の時を経て、一般公開になったため、同社は改めて同機能のリリースを発表しました。本機能は2021年9月2日から段階的にリリースされていくとのことで、2021年9月30日までには全ユーザーが利用できるとしています。

本機能を使用するにはGoogleドライブにログイン後、アクセスしたいファイルを右クリックして(英語版表記の場合)「Available offline」を選択すると、以降はインターネットに接続していなくても、オフラインで該当のファイルを閲覧することが可能となるようです。なお、Googleのサービス以外で作成されたファイルをオフラインで閲覧するにはWindowsやmacOS用のGoogleドライブ用のアプリケーションをインストールする必要があります。

画像: Google

なお、Chrome OSを使用しているユーザー向けには追加機能が存在しており、Googleのサービスで作成したファイルをChromebookの「ファイル」アプリを使用することでオフライン表示することが可能になっています。

ペンギン議長の一言
Googleドキュメント等のアプリケーションは(Libre Officeにも言えますが)少し使う分にはいいのですが、Microsoft Officeには機能面やシェアの高さの面でどうしても及ばないため、オフライン表示できて嬉しいのかは何とも言えないですね。その他のファイル類がオフライン表示に対応したのは朗報と言えそうです。