大雨後タンク内に取り残されたヘビ、その上にネズミとカエルが仲良く乗る姿が目撃される

画像: TikTok (carleen2332)

オーストラリアのクイーンズランド州の州都ブリズベンで2022年2月28日に大雨が降り、各地で大洪水が発生しました。このとき、とある場所の雨水タンクの中にヘビがぷかぷか浮いていたのですが、なんと、その上に2匹のネズミと1匹のカエルが仲良く乗っていたとのことです。

ブリスベンで発生した洪水は2011年以来、約10年ぶりだそうです。この洪水で川を渡ろうとした59歳の男性を含め、7名の死亡が確認されました。また、この洪水の中、8000件もの緊急通報があったようで、2011年の洪水時よりは規模は小さいものの、それでも大きな被害があったとのこと。

そのような被害はブリスベンのとある場所に設置されていた雨水タンクの中でも起こっており、多くの動物も巻き込まれていました。このタンクの中には大雨の影響でかなりの量の水が溜まっており、タンクの中央部にヘビが浮いていたのですが、なんとその体の上に2匹のネズミと1匹のカエルがいたのです。

実際の様子はTikTokのcarleen2332のアカウントで公開しているムービーで確認することができます。この様子を見ると、ヘビが彼らと仲良しなようにも見えますが、緊急時の食料として確保しているかのようにも見ることができます。

@carleen2332

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このムービーを見た人は「かわいい!」「ヘビは命の恩人だね!」といった好意的なコメントが多く寄せられています。しかし、このヘビは最も強力な毒を持つ毒ヘビの一種であるイースタン・ブラウン・スネークであったことから「ご飯を確保しているように見える」「どの順番で食べるのかな」といった物騒なコメントも寄せられていました。

なお、ムービーの投稿者によると、これらの動物は全て雨水タンクから無事救助されたとのことで、ヘビは彼らを食べることはなかったようでした。