Razerのゲーミングマスク「コンセプトではなく商品として本当に販売するよ」とCEOが明言

画像:Razer

Razerはゲーマー向けにゲームライフをより良くするための機器を販売しているメーカーです。マウスやキーボード・ヘッドホンなど様々なゲーム向け機器を販売している同社ですが、2021年1月に「ゲーミングマスク」のコンセプトモデルを発表し、「マスクまで作るの!?」と多くの人の度肝を抜きました。そんなゲーミングマスクですが、これはただのコンセプトモデルではなく、本当に販売するつもりであることを同社のCEOであるミン・リァン・タン氏が発言しました。

タン氏は「当初はコンセプトプロジェクトであり、(新型コロナウイルスの)ワクチン接種が全ての人に行われた頃に実現するものと考えていました」と語り、当初は実現する予定はなかったとしています。

さらに同氏は「(一部の国は早く行き渡るものの、)ほとんどの国でワクチン接種が完了するのはあと1年後か2年後になると思われます。現実問題として、ワクチン接種を受けたとしても、まだマスクをしなければなりません」と続け、マスクは早期にあったほうが良いと考え直したそうです。具体的な発売日についての明言は避けたものの、タンによると「出荷する予定である」とのこと。このため、記事作成時点で製造段階には進んでいるとみられます。

このマスクは透明なデザインとなっているのが特徴で、暗い場所でも口元が見えるようにLEDライトを内蔵しています。そして、両サイドについている空気孔には「交換式のフィルター」をつけることができ、換気システムも搭載しています。さらに内蔵マイクとスピーカーも搭載されており、このマスクを付けた人の音声が周囲にクリアに聞こえるような工夫もされています。これ以外にもUVによる滅菌機能も備えているとのこと。

画像:Razer

このマスクについてはRazerのYouTube公式チャンネルで投稿されている動画でも確認することができます。興味のある方はチェックしてみてください。