「大発見?」グラス1杯に含まれるビールの泡の数が解明される

休みの日や1日の疲れを癒やす目的で飲むことの多いお酒ですが、その中でも多くの人によく飲まれるのが「ビール」です。ビールを注ぐとグラスの上部に小さな泡が沢山作られますが、多くの人は「泡の数」を数えようと思ったことはないはずです。そんな中、フランスのランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学の研究で「グラス1杯に含まれるビールの泡の数」が判明したとのことです。

ビールは日本だけでなく、世界的にも人気のあるアルコール飲料の1つです。特にラガー ビールは「のどごしの良さ」と「ゴクゴク飲める」のが特徴があり、エール ビールよりも人気があります。同大学で化学物理学の教授を務めるジェラール・リジェ・ベレール氏率いる研究チームは市販のラガービールをグラスに注いだときに発生する泡の量を計測しました。

研究チームはビールの一番美味しいと感じる温度である「5.5度」に冷やしたラガービールを一杯のハーフパイントグラスに注ぎ、注がれた直後に溶け込む「二酸化炭素量」などを加味して計測したところ、グラスあたり20万〜200万個の泡が発生することが明らかになりました。

同研究チームは過去に「グラス一杯に含まれるシャンパンの泡の量が100万個程度になる」ことを明らかにしています。この研究では「シャンパンの泡の量を計測した研究」と比較して、グラスに欠損がある場合の泡の量に傾向も調査しています。

この調査によると、「グラスに欠損がある場合は、シャンパンよりもビールの方がより多くの泡が出る」とのことでした。