Twitterはツイートしているユーザーが本当に本人かを確認する「認証プログラム」を2021年5月20日に約4年ぶりに再開しました。しかし、「新規の申請があまりにも殺到している」ため、わずか9日後の2021年5月29日に新規受付を一時停止しています。
Twitterの「認証プログラム」とは記事作成時点において、ユーザー名の右側に付加される青色のチェックマークのことです。ツイートしているユーザーにチェックマークが付いているということは「そのユーザーがTwitterによって本人であると認証を受けたもの」であることを示します。
このため、著名人や企業などにとっては認証プログラムを受けることは「自身の発言が正当なもの」であることを示すことができるため、非常に有用なマークであるとも言えます。しかし、Twitterは「認証プログラムはTwitterがユーザーの非常識な発言をしても、まるで会社として発言内容を認めているかのような誤解を生む」として、2017年に認証プログラムの申請を停止していました。
その後、2021年5月20日に「本人認証」に制約を設ける形で認証プログラムを再開し、新規申請の受付を再開。しかし、その9日後にTwitterは「認証プログラムの申請を受けつけていますが、未処理の申請を対応しているため、一時的に申請を停止します。近いうちに再開します」とツイートし、あまりにも新規申請が殺到し過ぎているため、認証プログラムの受付を一時停止すると発表しました。
We’re rolling in verification requests. So we gotta hit pause on accepting any more for now while we review the ones that have been submitted.
We’ll reopen requests soon! (we pinky swear)
— Twitter Verified (@verified) May 28, 2021
Twitterはこの件について、これ以上の情報は開示しておらず、認証プログラムの再開時期については記事作成時点で明らかになってはいません。