インド北部で陥没事故が発生、屋台と十数人の客が飲み込まれてしまう

画像: The Independent

2021年10月18日にインド北部のアーザムガルで巨大な陥没穴が突如現れ、その上にあった屋台と十数人が飲み込まれてしまうという事故が発生しました。

地元メディアの報道によると、アーザムガル周辺での地域ではここ数日、大雨が降っていたとのこと。しかし、水が引いた後も排水溝の清掃がされておらず「排水溝の状態を見て陥没可能性を確認する対応」が地元当局が確認していなかったため、被害が大きくなったと見られています。

事故発生時、陥没現場のそばには監視カメラがあり、陥没直後の様子が撮影されていました。監視カメラが撮影したムービーでは道端にあった屋台が陥没してできたと思われる穴に飲み込まれる様子が確認できます。この際に近くにあった椅子やテーブル、キャビネットのほか、店主や約10人の客と見られる人々もが一斉に穴に落下してしまったようです。

この事故の直後、近くにいた人がすぐさま救助に向かったこともあり、死者はいませんでした。しかし、けが人は多かったようで、救助された人々はアーザムガルにある病院で治療を受けたと報告されています。地元の人々はこの事故後からアーザムガル当局の危機管理意識の低い仕事ぶりに非難の声をあげているとのことです。

ペンギン議長の一言
日本でもたまに大きな陥没事故が起きますが、これは怖いですね。